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ドロップパントの蹴り方と練習

ラグビーにおいて、スタンドオフ(SO)、ウィング(WTB)、センター(CTB)、フルバック(FB)といったバックスの選手にとってキックの基本となるのがドロップパントの蹴り方ですね。

 

 

ドロップパントはボールをキャッチして、そのままボールを落として、地面につけずに、真っ直ぐに足を振り抜いて蹴るキックなので、距離感覚が身につけることが出来ます。

 

 

遠くに蹴る時には、足を大きく振り抜き、自陣22メートルの外を狙ったり、ディフェンスのラインの裏に蹴る時など、状況によって足の蹴り幅を大きくしたり小さくしたりと調整するようにします。

 

 

ドロップパントの蹴り方は、ボールをキャッチしてそのまま落として蹴るので、楕円のラグビーボールの先を蹴ることになり、スクリュー回転ではなく、縦回転になってボールの軌道が安定します。
また、フォロースルーを上にすればハイパントにもなりますね。

 

 

そして、足の甲のなるべく固い部分で蹴るようにしますが、最も安定する蹴る足の部分は、靴紐の結び目のやや上です。そして蹴りたい方向へ体の正面を向けて蹴るようにしましょう。

 

 

どちらにしても、ドロップパントの蹴り方で重要になるポイントは、太ももから膝下までが真っ直ぐに伸ばして蹴り、常に当てる足の場所を同じにすることです。
ですが、この時に横に足が出て蹴ってしまうと、蹴り方が一定でなくなってしまいます。

 

 

真っ直ぐに同じ位置で蹴ることで、距離感やコントロールも身についてくるようになるのです。
また、ドロップパントの練習方法としては、まずは短い距離で1対1でお互い蹴り合ってみましょう。

 

 

相手の蹴ったボールをキャッチして、そのままボールを落として、膝から下で真っ直ぐに蹴るようにします。
この時になるべく歩きながら、身体が前に出る感じで蹴る練習をすると良いでしょう。

 

 

蹴る感覚が身についてきたら、今度はもう少し距離をとってドロップパントを蹴り合います。
遠くに蹴るには、フォロースルを大きくして、強く蹴るようにしなければいけません。

 

 

この練習を繰り返すことで、次第に距離感覚も身についてきます。後は試合と同じ状況にして、ディフェンスのプレッシャーがある中で蹴る練習を色々やってみましょう。

 

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