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ボールの蹴り合いに勝とう

ラブビーでは、お互いが何度もキックでボールを蹴り合いをすることがありますね。
攻撃の起点となるのはスクラムやラインアウトなどのセットプレーですが、そうした型がない状況からの攻撃の一つに、相手の蹴ったボールを受けるキックレシーブからのアタックがあります。

 

 

ラグビーでは、1チームが試合でおよそ20〜30回くらいのキックを使うので、そのチャンスを如何に活かせるかが勝敗に大きく影響してきます。
実際に、トライを取る起点となるのは、全体の2割くらいがキックレシーブからのものです。

 

 

ただ、アタックラインが出来ていないことが多いので、それぞれの選手の判断力などが優れいるチームなどが有利でしょう。
キックレシーブからアタックは、敵の陣形のスキを突いて前に出ることになりますが、それが見つからなければ、蹴り返すことも出来ます。

 

 

ですが、単に蹴り返しても意味がないので、蹴った後はしっかりボールを追い、敵にプレッシャーをかけてミスを誘うことが必要です。
そうしないと、相手が逆に自由にアタックを仕掛けてくるようになってしまいます。

 

 

その際には、蹴る場所や方向も重要です。
例えば、味方のフォワードなどが多い所の前方に蹴れば、それだけ相手を囲みやすくなります。

 

 

そして、キッカーより後方にいるプレーヤーがしっかりボールを追いかけるようにしなければいけません。さもないとオフサイドでいつまでもプレーに参加出来ません。
そして相手を取り囲んで掴まえることが出来れば、大きなチャンスになりますし、相手が蹴り返してきたら反撃の機会になり、再び蹴り返すことも出来ますね。

 

 

このように試合ではお互いが蹴り合う場面があり、ここではどちらが先にミスをするのか我慢比べのようなものです。
もし、自陣22メートル区域より前方で蹴ったボールが、直接タッチラインを越えるダイレクトタッチとなったら、蹴った地点に戻され相手ボールのラインアウトとなります。

 

 

更に、ボールを取る際に、手に当たり前方に落とすノックオンをしてくれればスクラムからの再開となり、その蹴り合いの勝負では勝ったといえると思います。

 

 

その為には、相手の陣形を見て、空いているスペースや隙間を攻められるように、正確なキックと判断力の両方求められるので、普段から試合を想定した練習をしっかりしておくことが重要です。

 

 

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