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キックオフのルール

ラグビーのキックオフのルールをご存知ですか?
試合前のトスに勝ってキックを選んだチームが試合前半や、後半開始時には前半と反対側のチームが蹴るといった各ハーフ。

 

キックオフのルール

 

更には延長戦の開始時、得点後の再開時に得点されたチームが最初に行うキックがキックオフです。
キックオフはハーフウェイライン中央またはその後方でドロップキックで行います。

 

 

蹴ったボールはハーフウェイラインの10mラインに達しなければなりません。
キックしたボールが10mラインを越えなければ、相手がそのままボールを拾ってプレーをするか、それともキックオフをやり直す。

 

 

自分たちのボールによるハーフウェイライン中央で自分たちが投入するスクラムを行うという3つの選択肢の中から再開方法が選べます。
達するのは空中でもゴロでも構いません。また、空中で一度達すれば風で吹き戻されてもOKです。

 

 

タッチラインから出たような時には、キックオフのやり直しとスクラムの選択肢以外にも、ハーフウェイライン上でのラインアウトを選ぶことが出来ます。

 

 

またキックオフ時に蹴るチームは、全員がボールより後ろに位置していなければいけません。
相手チームは、全員が自陣の10mラインより前に出てはいけません。

 

 

もし相手側が正しい位置にいなかった場合には、キックオフのやり直し、反対にキックを蹴る側のチームが正しい位置にいなかった場合には、相手側のボールによるハーフウェイライン中央でのスクラムになります。、

 

 

いずれにしても、ラグビーのゲームのはじまりはキックオフを含むリスタートキックからで、重要なセットプレーの一つです。
それゆえ、どちらがボールをとるかで次の展開が大きく変わります。

 

 

基本的にはキックの後はボールを受けるレシーブ側のボールの確保率が8割くらいと高いですが、それも試合におけるチームの戦術などによって変わってきます。

 

 

要はキッカー側が、コンテストキックを選択するのかどうかです。
コンテストキックと言うのは、キックオフのボールを10mラインの少し前を狙って高く蹴り上げ、そこに味方の選手が走り込みボールの争奪(コンテスト)をすること。

 

 

もし、そのボールをキックした側が確保できれば、敵陣でボールを持っているということになるのでかなり有利な攻撃の起点になります。
とはいっても、ボールをキャッチするには待ち受けている相手側が有利であるのは変わらないので、確保を諦めて敵陣深くにロングキックを蹴り込むことを選ぶことも出来ます。

 

 

その場合には、俊足のウィングなどが走り込み、相手にプレッシャーをかけなが敵陣でプレーを続けさせてターンオーバーの機会を狙います。

 

 

もし、相手がプレッシャーに負けてボールを蹴り返してくれば、その後はマイボールとなる可能性が高い為、そこから新たな攻撃の起点を作ることが出来ます。
このようにキックオフを含むリスターチキックは重要なセットプレーになるので、しっかりルールを把握して、チームに名キッカーを育てておくことは不可欠でしょう。

 

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